のぼコンランク解説 – のぼコン2020キッズシリーズ

第4戦から試験的に導入する「のぼコンランク」の解説です。

ざっくり動画も作ってみましたので是非見てみてください!

のぼコンランクを作るにあたっての思い

・適切なレベル同士での競争ができるようにしたい
 自分はどのクラスにエントリーしたらいいの?ミドル?ビギナー?といった悩みをなくしたい。あの人凄い強いのにビギナーに出てる・・・といったモヤモヤが生まれない世界をつくりたい

・何も気にせず一生懸命目の前の課題にチャレンジしたい。
・日々の成長の目標をもうちょっと具体化したい。
 4級、5級といったくくりだと身長がある程度大きくなるまではどうしても遠すぎて出来ない問題がついてまわります。グレードを目指すのはもちろん目指してもらいたいのですが、それとは別に日々挑戦するモチベーションにしてほしい。いつも憧れてた**さんは10000ポイント、自分との差はこれぐらいあるんだな、と具体的に目で見ることができる。

そんな思いで新たな指標として「のぼコンランク」という仕組みを導入します。

クライミングは短期的に見れば成長を感じやすく、達成感の得やすいスポーツです。
目の前の課題が1回では出来なかったけれど、2回、3回と繰り返したら少しずつ登れて完登出来た!そんな経験を誰もがしたことがあると思います。

反面、長期的な目で見るとジムの課題は変わってしまうし、そもそも難しさの指標も曖昧だし(簡単な5級があるかと思えばどうやっても登れそうもない6級があったり)、大会に出てみたら周りの子達も当然同じように成長しているし、成長が感じにくくなる瞬間があります。

そうした時に自分は胸を張ってこれぐらいの事ができる!といえる指標がジムにもあったら良いのにとずーっと思っていました。(僕にとってそれは岩場の課題でした)

今回実施している「のぼコン2020 キッズシリース」では毎月コンペを開催しており、ポイントという数字である程度実力を図ることが出来ます。また、ある程度広い幅の参加者がいるので皆の実力も階段状になっています。これはチャンスなのではないかと思いました。

この仕組の一番の肝となる、「何ポイントでどのランクになるのか」という点については過去3戦の状況を元に算出しました。今後変更される可能性はおおいにありますが、とりあえず何戦かはこの仕組でやってみようと思います。

また、このランク制度を制定するにあたってランクの昇格、降格に順位を絡ませるかすごくすごく頭を悩ませた末に出した結論は
「ランクは相対評価ではなく、絶対評価で決める」
という事です。

つまり、大会の順位とは全く関係なく、その大会で何ポイント獲得出来たか。それだけがランク決定に影響を与えます。
自分がどれだけ力を発揮できたかがランクを決めるのです。

順位とは別に自分の実力を図る、自分の成長を図るための基準になれたらいいなと思っています。

基準になるにはまだまだ曖昧さが多い仕組みです。
特に、獲得ポイントに大きく影響を与える大会の質はどこで担保するのかとか、そもそものぼコンの課題のグレードが毎回適切であることを誰が証明するのか、とか。
そこは今の時点では私を信用していただく他ありません。そこの品質の担保は大きな課題だと思っていて、なるべく早期の解決を目指します。

全てはクライミングを楽しみながら、成長し続けるために。

動画では伝えきれない思いを文章に、と思ったら思いの外長くなってしまいました(^_^;)

あ、長くなったついでにあと一つ。
のぼコンは
「その日いーーーーーーっぱい登って、”今日絶対ちょっと僕(私)強くなった”っていう思いと共に帰るコンペ」
という思いで開催しています。

もちろん自分の成長を試す成果発表、確認の場として順位もつけますし、ポイントもつけますが、「その日成長して帰る」コンペがのぼコンです。

読んでいただき、ありがとうございます。
大変に冒頭が長くなってしまいましたが、以下のぼコンランクの説明になります。

のぼこんランクって

これまで参加時に申告してもらっていた「グレード」に変わるものをのぼコン独自に用意しようという取り組みです。
当面はグレードと併用していくつもりですが、安定して運用できそうだったら「グレード」の申告をやめてランクのみとしようと思っています。
*ランク内の順位でも表彰を行うつもりです。


ランクは全部で11段階
初級者クラスのnoviceから始まって、
I、H、G、F、E、D、C、B、A、S
というふうになっています。

出場した大会で獲得したポイントがどのランクに該当するかでランクが決まります。
S 15500ポイント以上
A 13000〜15499ポイント
B 10500〜12999ポイント
C 9000〜10499ポイント
D 8000〜8999ポイント
E 7000〜7999ポイント
F 6000〜6999ポイント
G 5000〜5999ポイント
H 4000〜4999ポイント
I 3000〜3999ポイント
novice 1〜2999ポイント

最初の1回目の出場について

のぼコン2020キッズシリーズに初出場する時はまだランクが無い状態です。
ちょっと特殊ですが、以下のランクに自動的に分類されます
 ・Xランク いかなる規模のコンペにも出たことがない低学年の選手
 ・Yランク 6級以下の低学年(3年以下)の選手
 ・Zランク 5級以上の選手、または高学年の選手
*のぼコンシリーズ戦とは別にランク認定回というイベントを将来的には行いたいと思っていて、こちらに出場するとシリーズ戦の最初からランクを持って出場出来ます。
*5級以上の高学年の選手が希望する場合はCランク以上のランクに編入できる仕組みを用意しようと思っています。

その1戦目の結果を元に、2戦目以降はそのランクで出場できるようになります。

例)初出場の時に6300ポイントを獲得した。 Fランクに該当します。2回めに出場する時はFランクとなります。

2回目以降の出場について

自動的に前回決定したランクでの出場となります。特になにが変わるわけではないのですが、同ランク内で1位となった場合表彰を行う予定です。

この時に現在のランクよりも高得点を取った場合は昇格します。

昇格について

・1回でも上のランクのポイントを獲得したら昇格します。

降格について

・累積で2回下のランクのポイントを獲得したら降格します。
・昇格した場合、降格の累積点はリセットされます。

これまでの推移

参考までに、第1回、2回、3回にのぼコンランクを適用するとどうなるのかを当ててみたのがこちらになります。

青い表がのぼコンランクを適用した場合の人数配分。
赤い表が申告グレードでの人数配分。

申告グレードでの配分を行った場合、赤く色をつけましたが、3戦目と4戦目、4級と5級の人数が大変な事になっています。これを4級プラス、4級ノーマル、5級プラス、5級ノーマルと配分するとそこそこちょうどいい感じに分配されました。

のぼコンランクを適用した場合、やはり中央のE、Fは人数が多いのですが一番多い部分で8名、と実力に応じて適切に配分されているのがわかります。

これまでの参加者の現在のランクは以下の表をご確認ください。

参加するにあたって何か気にする必要は全くありません。
これまで通りに参加していただけたらと思います。
よろしくお願いします。