生きていくために過去は美化されていく。
その瞬間はとてもとても嫌だったことも
「あとになってみればあれは必要だった」
と良かったこととして記憶の中で改変されていく。
嫌だったことを嫌だったままに収納し続けられるように設計されていない。
それに打ち勝つ武器は学ぶこと、そして考える事。
過去の自分に立ち返って、その瞬間の自分はどのように考えていたか。
そのように感じずに済む方法が無いかを考える事。
今自分がしている行為がそうした過去の模倣になっていないか省みる事。
未来をより良くするために、今できる事。
一つずつ積み上げる。