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今回はのぼコン2019に出場を表明してくれたパラクライミング日本代表「小林 幸一郎(こばやし こういちろう)」選手の紹介です。
小林選手はB1(視覚障害)というカテゴリの日本代表選手です。
先日フランスのブリアンソンで開催されたパラクライミング世界選手権で優勝!!世界1位の栄光を手にしました。
1位になった事ももちろんすごいのですが、それだけではないんです。
なんとこの大会を優勝した事で世界選手権4連覇という前人未到の快挙を達成。
そんな生ける伝説、小林選手がのぼコン2019に参戦してくれる事になりました。
ご本人からメッセージをいただき、その中でご自身の障害についても説明をしていただきました。
私は進行性の網膜の病気で視覚に障害があり、現在は昼と夜の違いが分かる程度の視力です。壁の形状やホールドの有無や形、大きさ、色などは残念ながら判別できませんが、クライミングを楽しめる力は劣りません!
7月の世界選手権後体調を崩したりなど調整不足は否めませんが、出る以上今日持っている力は出し切って帰りたいと思います。
との事です。
詳しい経歴はページ下部をご覧ください。
パラクライミングって何?カテゴリって?という事については日本パラクライミング協会のページが詳しいので是非ご一読ください。
パラクライミングとは – 日本パラクライミング協会
のぼコン2019ではパラクライミング日本代表チーム、日本パラクライミング協会への応援を表明すると共に、寄付金の募集を行っております。
一番の目的は沢山の人にまず「パラクライミング」を知ってもらう事。そして、人間の持つ無限の可能性を知ってほしいという事です。
まさにその無限の可能性を体現している小林選手、どんな登りを見せてくれるのか、今から楽しみでなりません!
以下小林幸一郎選手の略歴です。
小林幸一郎(こばやしこういちろう)
クライマー
NPO法人モンキーマジック 代表理事
日本パラクライミング協会 副会長
視覚障害リハビリテーション協会 理事
自身も大会出場を続ける現役競技者でありながら、フリークライミングの普及を通じた視覚障害者を初めとした人々の可能性を大きく広げることを目的とした活動をモンキーマジックを通じ精力的に展開。
スクールやイベントを通じて様々な交流を生み出し、視覚障害にとどまらない障害者理解促進やその自立支援の実現を目指す。 同時に多様性を認め合うことのできるより成熟した社会の実現を目指す。
< 経歴 >
1968年 東京都生まれ。16歳でフリークライミングと出会う。大学卒業後旅行会社入社、アウトドアメーカーに転職。(合計11年間企業人として務める)
1996年・28歳 「網膜色素変性症」という目の難病が発覚「将来失明する」という医師からの告知と失意の日々。
2005年・37歳 NPO法人モンキーマジックを設立(同年、アフリカ大陸最高峰キリマンジャロ登頂)
2006年・38歳 「パラクライミング選手権」視覚障害者男子部門 優勝(ロシア・エカテリンブルグ)
2011年・43歳「パラクライミング世界選手権 視覚障害男子B2クラス 優勝(イタリア・アルコ)
・パラクライミング世界選手権 視覚障害男子B1クラス 優勝現在4連覇中
2014年・46歳 スペイン・ヒフォン大会
2016年・48歳 フランス・パリ大会
2018年・50歳 オーストリア・インスブルック大会
2019年・51歳 フランス・ブリアンソン大会
その他国内外大会優勝経歴多数
2014年 第64回日本スポーツ賞受賞
< 著書 >
『見えないチカラ 〜視覚障害クライマーが見つけた明日への希望〜』 アスペクト出版 2011年
『見えない壁だって、越えられる』 飛鳥新社 2015年
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